ロッテ中村奨吾内野手(28)が26日、来季のキャプテンに指名されたことを明かした。

来季はプロ7年目。「自分の成績も出して、チームがしっかり勝てるように、周りをより一層見ながらやっていきたいと思います」と抱負を口にした。球団では4年ぶりのキャプテン制復活となる。

井口資仁監督(46)は「奨吾にはチームの先頭に立って、存在感を見せてほしいと思っています。責任感も強いし、いつもチームのことを最優先に考える自覚もあるので、彼ならチームを引っ張ることができると思っています。まだまだ一回りも二回りも大きくなれる選手だし、本人もそうなりたいと常に思っている。彼にキャプテンを任せることで新たに見えてくることや、新たに芽生える気持ちもあると思います。来年、リーグ優勝をつかみ取るために、奨吾には彼なりのスタイルでリーダーシップを発揮してもらいたいと思っています」と期待を寄せた。

中村奨はこの日、来季の契約交渉も行い、500万円減の年俸6700万円でサイン。二塁手として3年連続で全試合出場を果たしたものの、今季は打率2割4分9厘、8本塁打、49打点とやや苦しんだ。(金額は推定)