ロッテ二木康太投手がZOZOマリンで契約を更改し、1400万円増の6000万円でサインした。背番号18を背負った今季は近年の“7勝の壁”を越え、自己最多の9勝をマーク。

だが開幕直後の7月に不調で2軍落ちし、目標の10勝には届かなかった。「1カ月いない時期があったので、自分の中では悔しい思いもすごく強い」と、キャリアハイにも満足していない。

合格ラインは規定投球回到達と2ケタ勝利。そのためにも「1年間しっかり回って初めて、先発ローテの仕事ができた(と言える)と思う」。また今季はソフトバンク戦で4戦3勝無敗、同対戦は19年4月から自身7連勝中と相性の良さを誇る。21年シーズンはソフトバンク戦で始まる。「今年初めて優勝争いというか、そういう試合で投げて緊張したけど楽しかった。先発は全員そこを狙っていくと思うし、その気持ちはずっと持っておかないといけない」と、自身初の開幕投手を目指す。(金額は推定)【鎌田良美】