ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が、飛躍の2年目へ意気込んだ。キャンプインへ向けて「1軍で今年はやりたいと思っているので、必死に食らいついていきたいと思います」と決意を示した。

悔しさが残るルーキーイヤーだった。「去年は自分の中でうまくいかなかったシーズンなので、今年は自分の思い通りになるように頑張りたい」。昨年1月に右肘の炎症が確認され、2軍でキャンプを過ごした。昨季最終戦での1軍初登板も2回0/3を5失点。ほろ苦い経験を糧に、今年を突き進む。

2年目の目標として「今年はケガなくできたら。その中で1軍で投げられたらいいかなと。そこを目指して頑張りたいです」と話す。万全の状態で開幕を迎えるため、まずはキャンプでのブルペン入りに照準を合わせる。念願のプロ初勝利も「もちろんしたいです」。飛躍の1年とするために、淡々と準備をしていく。