中日が新外国人の獲得作業を凍結することが11日、分かった。今季は新たにマイク・ガーバー外野手(28=ロッキーズ)とランディ・ロサリオ投手(26=ロイヤルズ)、育成選手でルーク・ワカマツ内野手(24=インディアンス2A)を獲得し、球団関係者は「すでに3人獲得している。来日もまだで実力も見ていない。当面、新たに獲得することはない」と説明。新型コロナウイルス感染拡大の影響でキャンプ参加は不透明ながら、現有戦力で開幕に臨むことになりそうだ。

新助っ人の今後については「ビザが出るのは緊急事態宣言が解かれてからになると思う。2月上旬に解かれ、そこから来日して2週間隔離だから、早くても(合流は)2月下旬になるのではないか」と見通しを示した。支配下選手の2人の実力を見極める時期が3月にずれ込むため、新たな助っ人を獲得する動きも封印された格好だ。

R・マルティネスらキューバ組は国内リーグが終了次第、来日する予定。左肩脱臼でリハビリ中のビシエドはこの日来日し、キャンプ初日から参加するが、チームの命運を握る外国人選手の動向は不確定要素を抱えたまま開幕に向かうことになりそうだ。

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