東都大学野球の中大は12日、今年の活動をスタートした。この日は練習は行わず、東京・八王子の合宿所で学年別に分かれてミーティングを開いた。

新主将に就いた古賀悠斗捕手(3年=福岡大大濠)は、刺激の多い年明けとなった。テレビで箱根駅伝を観戦。中大は総合12位だった。往路2区では、同学年で同じ高校出身の森凪也選手の走りを応援した。「高校から知っていて、大学も一緒で、箱根を見て刺激をもらいました」と話した。

もう1つの刺激は、法大の主将に三浦銀二投手が就いたことだ。高校でバッテリーを組んでいただけに「同じ立場(主将)で頑張りたい。それもまた刺激になり、負けてられないなと思いました」と口元を引き締めた。古賀、三浦とも、今秋のドラフト候補に挙がる。刺激しあいながら、大学ラストイヤーに臨む。