昨季限りでの現役引退を決めた元ロッテ投手の内竜也氏(35)が22日夜、公式YouTube「うっちんチャンネル」で生配信を行い、ファンに感謝を伝えた。

冒頭で「このたび、現役を引退することに決めました。本当にたくさんの応援をいただきありがとうございました。悔いのない17年間でした。長い年月、千葉ロッテマリーンズという球団にいられたことはすごく幸せでした」と現役引退をあらためて表明した。

03年ドラフト1位で入団し、主にリリーフとして活躍。10年の日本シリーズでは優秀選手賞に輝き、日本一に貢献した。

一方で度重なるケガに悩まされ、現役17年間で9度の手術を経験した。「ケガや手術のたびに忘れられてるんじゃないかと思って弱気になってた時もありましたが、復帰戦で登場する時にファンの皆さんからたくさんの声援を受けて、すごく幸せだなとリリーフカーに乗ってました。涙が出そうなくらい感極まる時もたくさんあって、泣いちゃいけないから泣けなかったけど、待っててくれたんだなという思いで本当にうれしかったです」と感謝を伝えていた。

今後も第2の人生へと進みながら、YouTubeでの配信も定期的に行っていく。【金子真仁】