阪神高橋遥人投手(25)が4年目で初の開幕ローテ入りに照準を定めた。昨季は自己最多の5勝をマークしたが、左肩のコンディション不良で初登板は8月と出遅れた。

「去年はキャンプで良くなくて、開幕も遅れた。同じ失敗を繰り返さないようにしたいです」。今春キャンプは序盤から実戦が多くなることも踏まえ「開幕ローテーションに入れるように。入ったことがないので、頑張ります」と首脳陣へアピールを誓った。

最速152キロの左腕は、昨年の秋季練習から積極的にブルペンに入り、直球を重点的に投げ込んできた。「キャンプでもストレートを大前提に実戦に入っていけたら」。キャンプ期間の宿舎では、自身の投球映像を見返して研究に励む予定だ。「いい時と悪い時を見比べる。あんまり見るタイプじゃないんですけど、見て何が違うか。いいイメージをつくりたい」と熱心に語った。