日本プロ野球機構(NPB)とJリーグによる第24回新型コロナウイルス対策連絡会議が25日、オンラインで開催された。会議では日本でも2月末からの摂取開始に向け、準備が進んでいるとされるワクチン接種についても議論された。

座長を務める専門家チームの東北大・賀来満夫氏は「2月の後半から医療従事者、高齢の方々、一般の国民の方々となってきますと、打つのは4月以降、ペナントレースが始まってからになる」と言及。副反応が出る可能性もあることから「試合の何日くらい前に打っていけばいいのかというのは議論になってくると思います」と話した。

専門家チームの愛知医大・三鴨広繁氏は「試合前日にワクチンを摂取するというのは、ワクチンプランニングが可能であるなら避けていただくのは望ましいという話はさせていただきました。ワクチンというのは、スポーツ界も大いに有用だと思っています」と語った。