阪神の新キャプテン大山悠輔内野手(26)が27日、自らもデザインに関わった新しい「C」マークをつけたユニホーム姿を初披露した。

甲子園で「2021年の新作タイガースグッズ内覧会」に参加。その左胸には、牙を立てて「ガオーッ」とほえる虎をモチーフにした新ロゴが輝いていた。昨年までのシンプルなデザインのキャプテンマークから一新されていた。

「自分がつけるならと思って『ちょっと変えれないですか?』と担当の方にイメージを話しました。(投手キャプテンの)岩貞さんもつけるので一緒に話をして、これに決めました」

糸原から受け継いだ後、自らもデザイナーに変更案を伝えたことを明かした。強い虎をモチーフにしたデザインに、チームをけん引する立場としての覚悟も込められている。「昨年とは違う緊張感がある。すごく重いですが、自分らしく頑張れればいいかなと思っています」。一方で、公開された新グッズではアウトドアグッズの充実ぶりに興味を示し、「家にいないといけない時代、こういうのもいいと思います」とおちゃめに笑う場面もあった。

投手キャプテンの岩貞もCマークをつけたユニホーム姿を初披露し、「これが似合うような選手になれるように頑張ります」と力を込めた。両主将とも、今季の抱負には「優勝」と迷わず答えた。岩貞は「昨年は2位だったので、今年は優勝しかないと思います。選手も一致団結して1位を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。【奥田隼人】

◆配信 阪神大山や岩貞らが参加した新作グッズ内覧会の模様は後日、YouTubeの球団公式チャンネルで配信される予定。

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