プロ3年目の日本ハム生田目翼投手が、栗山監督から“愛のムチ”を受けた。沖縄・名護キャンプでブルペン入り。

マイナス思考でメンタル面に課題がある右腕は投球を終えた直後、見守っていた監督に「なんでオレがお前より、お前のことを信じているんだ」と声をかけられた。「ブルペンで納得いかずに終わって、悔しい気持ちもあったので泣きそうになりました」。この2年間で0勝。今年にかける思いが強く、指揮官の言葉は胸に響いた。

この日は直球、カットボール、ツーシームなど61球を投じ、登板予定の9日阪神との練習試合(宜野座)に備えた。「強気というか、監督に言われた通り自分に自信を持って投げたい」と闘志を燃やした。