阪神2年目の西純矢投手(19)が、3回3失点で悔しい「開幕投手」となった。

若手中心の日本ハム打線と対戦した。初回、先頭の松本を四球で歩かせると平沼、浅間と左打者に連続安打を許し無死満塁。4番野村の三塁へのゴロを大山が適時失策し先制点を許した。この回、31球を費やしたが1失点で踏ん張った。

2回は3者凡退も3回はいきなり3連打で2失点。3イニングを投げ71球、5安打3失点で降板した。

前日8日には「間の使い方を継続したり、低めに丁寧に投げることをテーマにおいて、打者1人1人と勝負できたらいいと思っています」とテーマを持ってのマウンドだった。矢野監督も前日8日に「試合で投げれば、いろんなことが分かる。力感を抑えながら、どれだけ球を走らせられるかとか。課題が見つかったらいいんじゃないかな」と話しており、この悔しさを次へつなげる。