DeNA仁志敏久2軍監督(49)が15日、対外試合初戦を白星で飾った。

沖縄電力との練習試合にノーサインで臨んだが、5-2で快勝。ウイニングボールは「記念のものを取っておくタチじゃない。練習試合だし、選手に関係ない」と受け取りを拒否した。2盗塁死、けん制死もあったが「オープン戦でできるプレーを積極的にやっていかないと、公式戦で対応できない」。1軍の三浦監督と同様に、積極ミスOKの姿勢を見せた。

最も褒めたプレーは、けん制死だった。2回無死一塁、四球で出塁した田部は、投手からのけん制に戻りきれなかった。仁志監督は「むしろ良かった。褒めましたというのは変だけど、アウトになるぐらいリードを取っていた。『1歩、進歩したんじゃないか』と言った」。これまで小さいリードを取りがちだった、高卒2年目の勇気をたたえた。まずは若手に積極姿勢を植え付け、その後に走塁技術を仕込んでいく。【斎藤直樹】

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