オリックス山本由伸投手(22)が紅白戦で今年初の実戦マウンドに先発で臨み、2回を完全に抑えた。

初回1死で「2番右翼」で先発した吉田正を打席に迎え、2球目はこの日の最速154キロをマーク。頓宮からはフォークで空振り三振を奪い、2回を21球、1奪三振、無失点で投げ終えた。

この日はスライダーは1球も使わず。「スライダーは得意な球なので。今日は若月さんと話して、直球とカーブを中心にした組み立てにしました」と説明。完全投球にも「打者が打席に立って、力んだり、力が入るところがあったので、そういうところを修正していきたい」と今後に目を向けた。