DeNAの高卒4年目右腕・阪口皓亮投手が、開幕ローテへ大きくアピールした。

ヤクルト戦に先発し3回2安打無失点。最速は143キロながら、三浦監督の現役時代をほうふつとさせる100キロ台前半のスローカーブで緩急をつけ、テンポよく好投した。「無四球でいけたのが大きいし、自分の持ち味は出せたかなと思います」。今永、東が故障明けで、ピープルズら外国人が開幕に間に合うかも未知数。「チャンス。狙えるところはしっかり狙ってやっていければ」と力強く話した。

2回を5安打3失点だった7日の紅白戦から、修正した。長打を許した蝦名と知野に意見を求め、直球の質をあらためて追求。「球速が出ていなくても力ある球を投げたい。いいところを見せたいと力みすぎた部分があった」とうなずいた。三浦監督も「(カーブの)抜け具合もよかったし、直球をいかすためにああいうボールは必要」と評価。期待の187センチ右腕が、今季こそチャンスをつかむ。

ヤクルト-DeNA:練習試合の写真付き詳細―>

DeNA担当のツイッターはこちら―>

DeNAニュース一覧はこちら―>