DeNA山崎康晃投手(28)が2軍戦で今季初登板し、1回を1安打無失点で抑えた。

5番手で8回に登場。先頭の石橋にバットを折りながら左前打とされた。続く土田の初球で暴投。捕手益子がボールを見失い、走者が三塁まで一気に進んだ。前進守備となったが、土田からツーシームで空振り三振を奪った。

1死三塁から、1番渡辺はニゴロ。2番山下はゴロを一塁手がはじき、二塁手が一塁ベースカバーの山崎に送球し、無失点で抑えた。最速は146キロで球数は20。直球とツーシーム、カットボールの3球種で勝負した。

山崎は「無事にマウンドに立てた。真っすぐはキャンプで質にこだわってきた。カットボールも使って、去年と違うピッチングが見せられた」と話した。

視察した三浦監督は「初登板なんで元気に投げられるのが見られてよかった。元気そうな顔が見られてよかった。今日の内容どうこうじゃない。しっかりはい上がって、山崎康晃のボールを投げられるようにして戻ってきてほしい」と感想を語った。

山崎は昨季、0勝3敗6セーブ、防御率5・68と不調に陥った。今年はプロ7年目で初めて、キャンプを2軍スタートしていた。