中日の福留孝介外野手(43)が開幕スタメンも視野に最終準備に取りかかる。

4日、ナゴヤ球場で2軍練習に参加。仁村2軍監督は同選手について、5日から始まる教育リーグ・オリックス戦(ナゴヤ球場)で実戦機会を徐々に増やし、12日からの同ソフトバンク戦(タマスタ筑後)でフル出場できる状態に仕上げて1軍昇格に備えるプランを明かした。

根尾、岡林の若手が加わった外野のスタメン争いに球界最年長野手が最後尾から加わることになりそうだ。「見ていても安心感がある。打つのは心配ない。後は先発して守ってもらわないとね。(1軍で)福留が先発スタメン、というのもこっちは考えておかないといけないので準備だけはしておこうかなと思います」と仁村2軍監督。福留の調整に「スタメン対応」を加えることを示唆した上で、1、2打席消化からスタメンでのほぼフル出場を今後10日間で段階的に踏ませ、1軍からの先発オーダーのケースにも備える万全プランを示した。

当の本人は「沖縄から名古屋に帰ってきて気温差は感じますが体調は何も問題ない。明日からゲームも入ってくるのでしっかり準備して頑張ります」とコメント。フリー打撃後には左翼の守備に入り、生きた打球を処理するなど、準備を着々と進める。【安藤宏樹】