阪神北條史也内野手(26)が連夜の快音でアピールした。5回から糸原に代わり、二塁で出場。6回2死一塁の第1打席で、ソフトバンク川原の初球145キロ直球をとらえた。

「打ったのはストレート。積極的に打っていくなかで、しっかりと初球を仕留めることができました」

打球は右中間を破り、一塁走者の中谷が一気に生還。自身は三塁を狙ってアウトになったが、貴重な追加点で3点差に広げた。

北條は前日5日の同戦も途中出場で1打数1安打。限られた打席の中で気を吐いている。「昨日に続いて途中からの出場で、しっかりアピールができてよかったです」。

春季キャンプでは本職の遊撃以外にも挑戦し、この日も試合前のシートノックで三塁に就いた。内野争いの生き残りを懸け、9年目を迎える男も必死だ。

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