ロッテ佐々木朗希投手(19)がプロ初の実戦マウンドを3者凡退で飾った。実戦登板は553日ぶり。2番京田を初球で一ゴロ、3番阿部を遊ゴロにし、4番ビシエドからは152キロ外角直球で見逃し三振を奪った。球数は12球。直球が11球で最速は153キロ。スライダーを1球投げた。中日与田監督と、対戦した3打者のコメントは以下の通り。

 

▽与田監督(ロッテ佐々木朗の投球について)「いい投手。手足も長くしなりもある。力んで引っかかった球もあったみたいだが、球界を背負っていくような投手になるだろう。対戦したらウチは打たないといけない。苦労しそうだけど、素晴らしい投手でした」

▽京田(6回、初球149キロの直球に一ゴロ)「初球を打ったので何とも言えないが、マウンドでの立ち姿に華があるなと思った。日本中が注目している投手だなと思った」

▽阿部(150キロ直球で遊ゴロに打ち取られる)「ストレートは速かったです」

▽ビシエド(18年首位打者も152キロ直球を見逃し三振)「素晴らしい真っすぐを持っている。今後の活躍を敵ながら応援したい投手だ。真っすぐで勝負できる投手になって欲しい。(見逃した球は)いいところに決められ手が出なかった」