ヤクルト奥川恭伸投手(19)が、2回2/3を投げ5安打3失点で降板した。今季2度目で初めての神宮マウンド。1回2死二、三塁で高めの直球を平田に右翼席へ運ばれた。最速147キロを計測し、変化量が大きいスライダーとフォークで空振りを取る場面も見られた。3回2死まで打ち取ったところで、高橋周、ビシエドに連打。続く平田に四球を与えたところでマウンドを降りた。

「今日の登板は悔いが残り、納得がいかない登板になってしまいました」と振り返った。当初は3回50球の目安。予定に1死届かず、球数は60球と超えた。

ヤクルト2番手には宮台康平投手(25)が登板。移籍後初登板となった。

▽中日根尾(高校日本代表時代に合宿で同部屋。この日初対戦で中飛) フォーク、スライダーの変化球にキレがあるなと思いました。

▽中日ビシエド(1回、フォークに空振り三振) 真っすぐもしっかりきていて、変化球もいいものを持っている。すごく自信を持って投げている。プロの水に慣れたらもっといい投手になる。才能のある投手だ。

▽中日平田(奥川から初回1号3ラン) 真っすぐもすごくいい球を投げている。変化球もキレがあり素晴らしい投手だなと思う。