育成を“卒業”した日本ハム長谷川凌汰投手(25)が、16日ロッテとのオープン戦(札幌ドーム)で、さっそく新しい背番号「43」をお披露目した。7回から2番手でマウンドに上がり、1イニングを1安打無失点。この日の試合前、球団と年俸520万円で支配下契約を締結したばかり。昨季は期待されながらコロナ禍による開幕延期に泣いた右腕が、開幕10日前、新たな戦力としてチームに加わった。(金額は推定)

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<長谷川凌汰(はせがわ・りょうた)>

◆生まれ 1995年(平7)11月8日、福井県

◆球歴 北新庄小、万葉中では主に外野手。福井商1年で投手に転向した

◆甲子園 3年夏に背番号10で出場。4-3で勝利した1回戦の帯広大谷(北北海道)戦は2番手で3回1失点。2回戦の聖光学院(福島)戦で1失点完投勝利。3回戦の常総学院(茨城)戦では先発し9回途中7失点でチームは敗れた

◆大学・社会人 龍谷大では4年秋から抑え役を務め、独立リーグのBC・新潟には2年間在籍。オフはホームセンター「コメリパワー長岡店」でアルバイトし生活費を稼いだ

◆NPB入り 19年育成ドラフトで日本ハムから3位指名。支度金290万円、年俸240万円で契約し背番号113

◆昨季成績 イースタン・リーグで30試合3勝2敗1セーブ、防御率3・67

◆サイズ 188センチ、97キロ

◆投打 右投げ左打ち

◆趣味 釣り

◆好きな漫画 入寮時に「キングダム」を持参。お気に入りの武将は秦将・騰(とう)

◆好きな食べ物 柿

◆座右の銘 「努力できることが才能」

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