楽天の三木谷浩史オーナー(56)が20日、大阪・東大阪市で行われた近畿大学卒業式のシークレットゲストとして、卒業生に動画メッセージを送った。

「体育特別賞」を受賞した阪神ドラフト1位、佐藤輝明内野手(22)の卒業メッセージの後に登場。

「このまま放っておくと、日本は一流国どころか三流国に成り下がっていく。江戸時代のように、また置いていかれる時代に突入するのではないか。非常に内向き、ぬるま湯で満足して、徐々に縮小してしまう。世界に目を向ける、世界標準で考えること。ぜひ世界を見てほしいと思います。これから5年後、10年後の変化は、我々が経験したことないスピードで変化が起こる。すべてガラガラポン、の時代が来る。大変な時代が来たなと思うか、明治維新の時のように、ワクワクするか。挑戦心、開拓心を持って。大志を持って、やっていただきたい」などと語りかけた。

各界で個性を放つ人物を招く近大卒業式のゲストスピーカーは、人選、内容ともに注目を集める。

近年は、堀江貴文(実業家)又吉直樹(ピース)西野亮廣(キングコング)らを招いた。