ロッテ安田尚憲内野手(21)が球団史上最年少での開幕4番を務めることが24日、内定した。

この日、福岡入りしての練習後に井口資仁監督(46)が報道陣に対応。「安田がおそらく4番に。調子的には一番上がってきていますし、選球眼も含めていいので」と評価した。

練習試合、オープン戦となかなか安打が出ずに苦しんだが、20日のDeNA戦(横浜)で4安打した。井口監督も「しっかり開幕に合わせてきましたね。そんな立場じゃないですけど」とニヤリ。「安田に限らず若い選手がどんどん入ってきてますし、そういう選手がこのチームを引っ張っていかなきゃいけないと思ってる」と期待した。70年に有藤通世選手が23歳3カ月で開幕4番に座った。安田が21歳11カ月で開幕4番を打てば、球団史上最年少になる。

安田をしのぐパワーでアピールしてきた山口航輝外野手(20)も、3年目での1軍公式戦初出場を開幕スタメンで迎えることが決定的だ。指揮官は「あまり結果を気にせずに、自分の持ち味を出してほしい」と願った。戦略次第では、開幕直後にも安田-山口が4、5番で並ぶ可能性もある。1番は荻野貴司外野手(35)が務めることが有力だ。【金子真仁】

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