広島前監督で日刊スポーツ評論家の緒方孝市氏(52)が広島-阪神2回戦をライブ評論しています。広島がクロンの1号ソロなどで競り勝ち、引き分けを挟んで3連勝を飾った。阪神は開幕3連勝の後、打線が勢いを失い、2連敗となった。
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-広島が終盤に競り勝った
広島は30日に続き、リリーフ陣が役割を果たした。このまま乗っていきたいが、流れを相手に渡しかねない走塁は反省すべきだ。勝ったから良かったではない。
阪神は近本の調子が上がらないと、打つだけの攻撃になる。8回の打席はファウルで粘っているのではなく、当てるだけで精いっぱいの形になっている。昨年も開幕からの不振を抜けた後に、チーム全体の攻撃力が上がった。近本が出塁しなければ、攻撃のバリエーションが増えない。開幕カードはよく打ったが、やはり打線は水ものだ。