阪神大学野球春季リーグが3日、ほっともっとフィールド神戸で開幕し、3季ぶりの優勝を狙う天理大が好発進した。

7回コールドの10安打8得点の大勝。立役者は近藤遼一内野手(2年=八戸学院光星)だ。1回、中前適時打で4点奪取の猛攻に加勢。3回も左前にクリーンヒットを放つなど強振が光っていた。7回1死一、三塁。スライダーを完璧にとらえると左翼席にトドメの3ランを見舞った。この日は3安打4打点。「(本塁打は)2ボールだったので思い切っていきました。甘かったので強くしばきました。強く振るのはテーマでずっとやっています」と手応えを口にした。