阪神が今季初の完封勝利を収めた。阪神矢野燿大監督(52)の一問一答は以下の通り。
-しびれる試合だった
いやあ、しびれましたね。もうちょっと早く決めたかったですけどね。でもヤス(山本)が最後、本当にいい形で決めてくれてめちゃくちゃうれしいです
-9回は脇役たちがサヨナラの形を作った
そうですね。9回はね、フミ(原口)が何とかね、見極めて出てくれましたし。ジョー(北條)もね、その前からドキドキしてベンチでね。ずっと準備してましたし。あそこでバントを決めるのも簡単なことじゃないんで。でまあ、やすとね。もちろんその前には中継ぎや、青柳の頑張りっていうのがあったからこそなんで。こういう試合だからこそ勝ちたかったですね
-昨日の借りを返した
うんまあね。昨日も本当は勝ちたかったですけど。まあシーズンのなかでいろいろあると思うんでね。もっともっと成長していけるようにしていきます
-先発の青柳について
あそこまでいったらね、本当はいかしてあげたかったんですけど、まあちょっとあそこでスグル(岩崎)にバトンっていうことで。本当に申し分のない、本当に成長した青柳っていうのを見られている。
-心配していた岩崎も見事だった
そうですね。昨日(2日)はちょっとね、出せない状況だったけど、きょう投げて僕もホッとしていますし。いてくれるっていうのはね。本当に大きな存在なんでね。あそこ締めて、スアちゃんがしっかりっていうね、うちのパターンがきょうもできたんでね。ひとまずホッとしています
-スアレスは安定している
スアちゃんにバトンを渡すのが僕らの役割なんでね。スアちゃんに渡せた時点で任せてます
-サヨナラ勝利を振り返って
きょうの引き分けもね、引き分けでも負けてはないんですけど、ムード的には昨日の流れを引きずってしまうような部分もあったかもしれないんで。そういうところではヤギ(青柳)の粘りと投手の粘り。後から出て行った選手がこういう試合をつくってくれたことに心強く思います。
-山本はマツダでは好守備もあったが打撃も
打撃もオープン戦はちょっと結果は出ていなかったけど、中身というか内容がすごく悪いかと言えばそんな感じはなかったし。いろいろ小技もできるし、守備もできるし、打つ方も別に悪くないし。レギュラーになれる力というのは持っていると思うんで。
-柳は打ち崩せなかった。
もちろんシーズンの中でね。でも、ボールを振ってる、まあいいところに来てるからボールを振っちゃうんだけど。そんな俺らがベンチから見てる程、簡単なことじゃないっていうのはわかってるけど。まあいいピッチャー対策っていうところであれば、あの1球をどうバッター陣が、一人が1球ね、見逃せたら、これはチームとして大きな力になれるのでね。そういうところが、打ちにいくんだけど見逃すっていう。これはすごく難しいんだけど。まあそこのレベルアップっていうのは、いいピッチャーにはより必要になってくるし。そういうのは今日あったかな