今秋ドラフト候補左腕の創価大・鈴木勇斗投手(4年=鹿屋中央)が、開幕戦で完封勝利を挙げた。

12球団31人のスカウトの前で、被安打1の13奪三振。最速は152キロだが、この日は143キロと本調子ではなく「開幕戦は難しいなと思いました。調子はよくなかったけど、完封できたことは自信につながる。調子を上げて、次戦に臨みたい」と話した。

このチームから指揮を執る堀内尊法監督(52)に初勝利をプレゼント。指揮官は「よく粘っていた。主力がケガ人でいない中、鈴木を中心によく守ってくれた。彼のおかげで勝った。苦しい試合でしたが、初戦を勝ててよかった」と喜んだ。