ドラフト候補の法大・三浦銀二投手(4年=福岡大大濠)が東京6大学では62年ぶり3度目という珍しい「ノーヒット・ワンラン」を達成した。

慶大相手に7回まで無安打無失点。7回裏に味方が2点を勝ち越し。8回表に先頭打者を四球で出塁させるとその後1死三塁から内野ゴロの間に1点を失った。

9回も2四球を与え同点のピンチとなったが無安打に抑え1失点完投勝利を挙げた。

東京6大学では過去無安打無得点は24人(25度)が達成しているが、「ノーヒットワンラン」は河合貞雄(慶大=53年秋)と石川洋三(立大=59年秋)の2人しかいない。プロ野球でも4度しかない珍記録だ。

 

▽慶大・福井章吾主将(法大三浦に無安打に抑えられて)「ロースコアは想定していたが、勝負どころで1本出なかった。球速表示以上にストレートの質がよかった。もっと準備して明日に向かいたい」