侍ジャパン稲葉篤紀監督(48)が、阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)への期待を語った。

雨天中止となった13日の広島戦(甲子園)を視察する予定だった。「大山選手もジャパンに来てくれたし、佐藤君も気になる選手の1人」と名前を挙げた。さらに「遠くに飛ばすのは練習して身につくものではない、非常に魅力を持った選手」と続け「1年目でプロに慣れることをやっている最中だが、どこまでやれるか期待したい。頑張ってもらいたい」。日の丸を背負う監督から虎の新人へ、異例のエールが送られた。

稲葉監督は2月の沖縄・宜野座キャンプでも「遠くに飛ばす能力は非常に高い」と熱視線を送っていた。当時、佐藤輝は「侍ジャパンにも選ばれるようにやっていきたいと思います」と意欲を見せていた。その後、東京五輪の1次ロースター枠約180人にリストアップされていることも判明。9日DeNA戦で場外弾を放った規格外のパワーは、ますます無視できない存在となっている。

佐藤輝は大学2年時に日本代表に選出され、森下らとともに日の丸を経験済み。プロの世界にさらに順応し、結果を残し続ければ…。怪物ルーキーはどこまでも夢を抱かせる。【中野椋】