ベテランたちが帰ってきた。新型コロナウイルスの濃厚接触者と判定されたヤクルト青木宣親外野手(39)、内川聖一内野手(38)、川端慎吾内野手(34)が、自宅隔離期間が終了し、イースタン・リーグ巨人戦で実戦復帰した。

青木は2番DHで先発出場。5回の3打席目に中前打を放ち、4打数1安打だった。「打席の数をこなすにつれて、感覚はよくなっていた。今の自分の状態を把握するのにすごい大切な試合だったので、とりあえずよかった」と手応えをつかんだ。

1月にも濃厚接触者として、待機を経験。「自重だったり、バイクこいだり、僕の場合は自宅だったので、わりと勝手はきいた。(バットを)振ってはいましたけど、しれてますよね。基本的に1日をパジャマで過ごしていたので。今年に入って1カ月も隔離入ってんだから、勘弁してくれと思うけれど、仕方ない。こういう状況だから分かるんですけど、大変だった」と振り返った。

主力を欠く中、1軍は若手を中心に奮闘。村上がチームを鼓舞する場面が目立った。青木自身も昨季までキャプテンとして引っ張ってきた。「自分が率先してやってきたことが間違いじゃなかったと思いますし、これからは自分じゃなくて、若手が声を出してほしいですね、この調子で。それが自分の望んでいたことですし、すごくそういう中で野球がやれていることが良いこと」と目を細めた。

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