西武辻発彦監督(62)が、勝利の裏で反省を口にした。先発・今井達也投手が6回1失点と好投。打線は森友哉捕手の1回先制適時打と、3回の森の今季初盗塁から呉念庭内野手の中前適時打による2点のみ。ロースコアゲームを制し「今日は本当にさえてなかったからね。俺が。本当に選手に助けてもらった。いろいろだめな部分あって、私が反省しております」と振り返った。

先発ラインアップに、ドラフト1位・渡部健人内野手(22)を一塁に起用。守備練習こそしていたものの、実戦では不慣れな位置で4回に適時失策を記録した。「不慣れなところが渡部は出た。申し訳なかった。そういうところを助けてもらった」と、自身を責めて選手に感謝した。

野手からけが人・体調不良で6人離脱の中、勝利を収めて2位タイをキープ。すでに来日し、2週間の隔離期間中の外国人、コーリー・スパンジェンバーグとエルネスト・メヒアについて、辻監督は「野手2人に関しては土曜日から試合に参加させます」と、17日にイースタン・リーグヤクルト戦(カーミニーク)で実戦復帰する予定だ。

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▽西武平良(8回に登板し近藤、中田を連続空振り三振に仕留め7試合連続無失点。五輪について) まずは自分が感染しないように日々気を付けることですね。もちろん興味はあるので、選ばれて投げるチャンスがあれば頑張りたいです。