昨年リーグ2位の28本塁打を放った阪神大山悠輔内野手(26)に待望の今季1号が飛び出した。

初回2死一塁から広島床田の136キロの低めツーシームをすくい上げ、左翼スタンドへ先制2ランを運んだ。今年から甲子園でファンサービスの一環でビジョンに表示される本塁打の打球速度は161キロ、角度は24度、飛距離120メートルだった。

今季68打席目の1号で、プロ5年目で「最遅」。これまでは19年の48打席目だった。待望の1発に主将は「追い込まれていた中でうまく打つことができました。ここからチームのために1本でも多く打てるように頑張ります」とコメントした。

大山が打点を挙げた試合は昨季から1分けを挟んで16連勝中で、加えて今季チームは先制すれば12戦全勝としている。幸先の良い1発となるか。

▼大山が今季68打席目で初本塁打。過去のシーズン1号までの所要打席数は

17年 9打席目(7月1日ヤクルト戦)

18年 2打席目(3月30日巨人戦)

19年 48打席目(4月11日DeNA戦)

20年 16打席目(7月4日広島戦)

プロ5年目で最遅となった。

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