楽天田中将大投手(32)が、午後2時開始の日本ハム戦で日本球界復帰後初登板する。ヤンキースからFAとなり、古巣・楽天と契約基本合意したのが1月28日。ここまでの経過は以下。
★1月28日 楽天と入団基本合意
石井GM兼監督「特別な年に導かれるスペシャルな選手」
★同30日 都内ホテルで入団会見
田中将「10年という数字は自分にとって意味のあるタイミング」
★2月5日 沖縄入り
★同6日 キャンプ合流。第1クールは別メニュー調整
田中将「チームウエアを着るだけで緊張感、変わる感じがある」
★同7日 背番号18のユニホーム姿をお披露目。キャンプ初のブルペン投球。太田を相手に40球
田中将「自分が思っているより投げられた」
★同9日 2度目のブルペン投球。下妻を相手に、初球から打者に立ってもらい54球
下妻「自分にとってもプラスに、勉強になりました」
★同11日 キャンプ全体メニューに合流。野村克也元監督一周忌
田中将「プロの世界で生きていくための基礎を全て教えていただいた監督」
★同12日 3度目のブルペン投球。石原を相手に73球
石原「楽天に来るとなった時から受けてみたかったのでうれしかったです」
★同14日 4度目のブルペン投球。三木谷オーナーが見守る中、田中貴を相手に47球
田中貴「このキャンプで一番緊張しました」
★同17日 5度目のブルペン投球。太田と2度目のコンビを組み、36球。初球から小山投手コーチに立ってもらい、カウントも想定
小山投手コーチ「アドバイス?ないですよ(笑い)彼はやってくれると思うので」
★同20日 日本ハムとの練習試合で楽天復帰後、初実戦。2回4安打3失点で最速は148キロ。
田中将「上出来ですよ。収穫しかない」
★同27日 今季の2度目の実戦マウンドとなるヤクルトとの練習試合に先発。直球とスプリットに重点を置き、3回42球2安打2四球1失点。
田中将「すごく意味のある登板だった」
★3月6日 中日とのオープン戦で4回から2番手で今季3度目の登板。スライダーを活用しながら、4回を70球3安打6奪三振2失点。
田中将「(スライダーを)ちょっとタイトめに曲げにいったら、食いついてきて空振りがとれた」
★同14日 前日13日が雨天中止となり、今季4度目の登板となるDeNA戦にスライド先発。自身のミスで1失点も5回4安打、65球。カットボールを解禁し、全球種を駆使。今季最速の150キロを計測。
「前回の反省を踏まえた投球を、うまくゲームのマウンドで出せたので一定の満足はあった」
★同20日 開幕前最終登板となる巨人戦に先発。小学生時代にチームメートだった巨人坂本と8年ぶりに対戦。7回89球3安打1失点。
田中将「(坂本は)追い込んでからフォアボールを選ぶあたり、さすがだなと。シーズンでいい勝負ができれば」
★同25日 先発予定の27日日本ハム戦(楽天生命パーク)へ38球のブルペン投球。短距離ダッシュなどのメニューを消化後、ふくらはぎに張りを訴え病院で検査。
★同26日 27日日本ハム戦の登板回避が決定。「右ヒラメ筋損傷」で試合復帰へ3週間を要する見込みとの診断。
「登板を楽しみにしてくれていたファンの皆様には大変申し訳なく思っています。1日でも早くマウンドでの姿をお見せできるようにしっかりと治します」。
★同30日 ロッテ戦前練習で、負傷後初めてグラウンドで練習
★4月8日 西武戦(メットライフドーム)前練習で負傷後初めて報道陣の前でブルペン投球。変化球を含め33球
★同10日 楽天生命パークの室内ブルペンで実戦を想定した97球を投げ込んだ
★同14日 石井GM兼監督が田中将の復帰登板が17日日本ハム戦(東京ドーム)に決定したことを明言
★同15日 予定通りに登板2日前のブルペン入り