西武高橋光成投手(24)が、ソフトバンク石川との開幕投手対決に臨んだ。前回2日の同カードでは8回4安打2失点の好投で2勝目を挙げるなど、対ソフトバンク戦は19年5月から7連勝中。右腕は「攻めのピッチングを貫き、どんどん押していきたいです。1番から9番まで気を抜けない打線ですが、自分本来の投球を心掛けて、実力を十二分に発揮できればと思います。打者に向かっていく気持ちを忘れず頑張ります」と意気込んでマウンドで上がった。

1回2死からグラシアルに先制ソロを被弾。続く栗原に四球を与えたが、デスパイネを三ゴロに仕留め最少失点でしのいだ。味方が同点に追い付いた2回からは、宣言通りテンポよく攻めの投球でアウトを積み重ねた。4回、5回、6回と連続で3者凡退。昨季リーグ覇者を相手に力強いピッチングを続けた。

すると6回、高橋の好投に応えるかのように正捕手の森が3号ソロを放ち1点を勝ち越し。リードして迎えた7回は2死一、二塁のピンチを招いたが、8番甲斐を捕邪飛に仕留めてガッツポーズ。7回を107球、3安打1失点。3勝目の権利を持って、2番手平良へマウンドを託した。

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