5試合ぶりの2桁安打も拙攻で今季初の4連敗となった。

チーム総得点は昨年に続いて12球団最少のままで、与田剛監督は「なかなかヒットが打てないという状況で今日は11本。ヒットが増えてきたので、いかに点につなげられるか。チャンスで1本出るかというところだと思う」とうなった。借金は昨年9月20日以来の5に膨らんだ。

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3-5の5回1死満塁。根尾昂内野手が空振り三振に倒れた。2死から満を持して代打福留孝介外野手が打席に立つと、竜党からの拍手がヒートアップした。4番手森浦の初球144キロ直球を捉えたが、打球は森浦のグラブをはじいて捕手会沢の前へ…。不運な捕ゴロでため息が球場を包んだ。

適時打は開幕から18試合目、12球団最遅でチーム初の猛打賞を記録した京田の1本のみだった。大島ら3人がマルチ安打を放ちながら、6回までに10残塁で、11試合連続3得点以下では勝利も遠い。主砲ビシエドが故障離脱する中、3番福田、4番A・マルティネスの2人で10打数1安打、5三振とブレーキ。与田監督は「そういうときもある。すべて悪いという判断ではないし、そこで打順をコロコロ変えるとか(はない)」と主軸の奮起に期待を寄せた。【伊東大介】

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