8年ぶりに楽天に復帰した田中将大投手(32)が今季初登板初先発を5回75球、4安打5奪三振1四球3失点で終えた。

出ばなをくじかれた。1回2死から近藤にストレートの四球。続く中田に1ボール2ストライクから内角を狙った直球が外角高めに外れ、完璧に捉えられた。左中間へ先制2ランを許し主導権を握られた。

直後に1点を返してもらったが2回裏。先頭石井一に外角高めに浮いた144キロを強振され、右翼席へソロを許した。3~5回は1安打無失点。味方の援護を待ったが、2点のリードを与えたまま石井GM兼監督に牧田への交代を告げられた。スタンドからは「代えるの~」「もう少し見たかった」と降板を惜しむ声が漏れた。

田中将は球団を通じ「序盤、ホームランでの失点がもったいなかったです」とコメントした。

このまま敗戦し、黒星を喫すると12年8月19日西武戦以来36戦ぶりで、前人未到の連勝が28で止まる。