中日新外国人のマイク・ガーバー外野手(28=ロッキーズ)、ランディ・ロサリオ投手(26=ロイヤルズ)と育成契約のルーク・ワカマツ内野手(24=インディアンス2A)が18日、バンテリンドームで入団会見を行った。

来日から2週間の隔離期間を終えて会見に臨んだ3選手はその後、1軍の試合前練習に参加。20日から2軍に合流して本格的な調整を行い、実戦を経て1軍合流を目指す。

19年にジャイアンツでパウエル打撃コーチと出会い打撃力が向上。3Aで26本塁打をマークした左打ちのガーバーは「すべての面で自信を持っている。ピンチ、チャンス(の場面)で力を発揮するプレーでチームの勝利に貢献したい」と抱負を語った。チームは現在、得点力アップが最大の課題となっており、与田監督は「トータルバランスの高い選手なので全体のレベルアップになれば」と早期1軍合流を期待した。

中継ぎとして期待される最速156キロ左腕のロサリオは「左打者をゴロアウトにするのが強み」と自信を示し、育成契約のワカマツは「パワーとスピード、守備も自信がある。まずは1軍に上がるのが目標」と話した。

◆マイク・ガーバー 1992年7月8日生まれ、米テネシー州ナッシュビル出身。14年にドラフト15巡目にタイガースに指名されプロ入り。18年にメジャーデビュー。19年はジャイアンツでプレーした。メジャー通算30試合、打率7分6厘、0本塁打、2打点。今季年俸は5000万円(推定)。183センチ、86キロ、右投げ左打ち。

◆ランディ・ロサリオ 1994年5月18日生まれ、ドミニカ共和国出身。11年からマイナーでプレーし、17年にツインズでメジャーデビュー。18年にはカブスで44試合に登板し4勝を挙げた。メジャー通算69試合、6勝1敗1セーブ、8ホールド、防御率5・00。今季年俸は5000万円(推定)。185センチ、95キロ、左投げ左打ち。

◆ルーク・ワカマツ 1996年10月10日生まれ、米国出身。15年にインディアンスからドラフト20巡目指名され、19年まで5年間、マイナーでプレー。父はイチロー氏がマリナーズに所属した当時の監督で現レンジャーズのドン・ワカマツ・コーチ。年俸300万円。190センチ、93キロ、右投げ両打ち。