信濃グランセローズ対福島レッドホープスの試合は3-4で福島が惜敗した。

1回裏、1番大泉周也外野手(21)がフォアボールで出塁すると、2番田中耀飛外野手(25)が右前安打を放ち大泉は三塁まで進塁。続く菊名裕貴内野手(25)の一ゴロの間にホームに生還し、先制点を挙げた。

5回裏、2死で大泉が左越え二塁打を放ちチャンスを作ると、田中が2球目、内角のスライダーを左に流し適時二塁打で追加点。田中は2得点に絡む3打数2安打1打点の活躍でチームに貢献した。

岩村明憲監督(42)は「大泉と田中のつながりはよかった。ただ良い試合を見せることはもちろん勝利を見せることがプロとして求められている。今後も勝ちにこだわって臨んでいく」と悔しさをにじませた。

始球式は、先日福島県庁に設置された「TOKIO課」から、株式会社TOKIOの副社長である国分太一(46)が行った。岩村監督とともに福島のいいものを世界に発信していきたいと福島への思いを示した。