ソフトバンクが楽天との首位攻防戦を制した。甲斐拓也捕手(28)が3安打1本塁打5打点の活躍。北九州での勝利は17年以来4年ぶりとなった。工藤公康監督(57)の一問一答は以下の通り。

-北九州で4年ぶりの勝利

良かったですね。北九州のみなさんに、また(甲斐)拓也君が北九州で打ったことをお伝えできるのはすごくうれしいです(笑い)。

-甲斐は北九州で本当によく打つ

強いですね。なんだろう、なんかあるのかな。素晴らしかったですね。(安打が)3本と5打点? すごい。

-中継ぎ陣が踏ん張った

そうですね。頑張ったと思います。

-モイネロを7回にマウンドへ送ったのは打順の関係か

そうです。一番あそこ(2番小深田から始まる打順)がチャンスになって、点を取っていることもあったので、そうならないようにと。左打者も多かったですし。右の代打も考えにくかったので、モイネロにしました。

-今後もモイネロを7回に投入するケースは出てくるのか

モイネロは今、元気な状態なので、それができるのかなと思います。それをずっと続けるのかどうかは考えます。チームによっても違う。試合によっても、チャンスになったり点に絡んでる(打順)ということがあれば、モイネロでいくこともある。そこが8回にはまれば、8回モイネロでいきますし。ちょっとその辺はピッチングコーチと話をしながらシミュレーションをしています。

-今日なら、3打点の島内が7回に回ってきたから

島内君というよりは、島内君につなぐまでのところですね。今日はチャンスができて、島内君に打たれてっていうところだったので。絶対打たれるなっていうのは無理だと思うので、なるべく傷口を大きくしないような処置として。今日は(モイネロに)7回にいってもらった。

-単独首位に立った

まぁまぁまぁ、首位うんぬんというのは、それはみなさん(報道陣)が書いていただければいいです。それよりは、いい試合をして勝つことができるようにしていかないと、と思っています。ピッチャーもそうですし、打つ人もそうでしょうけど。今はまだ先発が、そこまで安定してないので。これが本当に常に勝ちゲームの中で(先発に)勝ちがつくようになると、本当の意味で落ち着いてくるのかなと思う。今はどうしてもリリーフに勝ちがつくケースが多い。先発にはしっかりやってほしいなと思うところもありますけど、僕らにも我慢が必要。千賀君も東浜君も外国人も含めてそうですけど、みんながそろっているというわけではない。そこはリリーフ陣に負担がかかるかもしれないですけど、そこはうまく使いながらやっていけたらなと。今日のような使い方は6連戦なら難しいですけど、5連戦であればそれもできるところもある。そこらへんは、うまくメリハリを使ってやっていければ。

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