実戦5戦目で待望の来日1号アーチをかけた。巨人の新外国人エリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)が「3番右翼」で先発。3点勝ち越した直後の2回1死二塁、西武ニールの初球、高めに浮いた131キロスライダーを右中間へ運んだ。「打席でボールはよく見えています。ホームランを打ててよかったよ」と喜びをかみしめた。

対応力の高さを見せていた。16日の実戦デビューから4試合で9打数3安打、打率3割3分3厘、1打点をマーク。4四球を選び選球眼の良さも光っていた。

テームズは3月29日に、同じく新外国人のジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)に加えて、クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(27)、エスタミー・ウレーニャ内野手(21)と来日。2週間の隔離期間をへて、13日に東京ドームで行われた中日戦前の練習に参加。16日から2軍戦に出場し調整していた。