阪神の新外国人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)が来日初実戦でいきなり長打を放った。前日20日に2軍練習に合流したばかりだが、さっそく「3番DH」で先発出場。5回1死満塁で、ソフトバンク中村亮の高め直球をとらえ、右中間を破る2点適時二塁打を放った。1、2打席はともに三振を喫し、3打席目で快音を響かせた。7回に代打奥山を送られ途中交代し、この日は3打数1安打2打点だった。

ロハスは昨年韓国リーグで47本塁打、135打点の2冠でMVPにも輝いた両打ちのスラッガー。1軍ではサンズとマルテが打撃好調。2軍でロハスが結果を残せば、首脳陣の起用法が注目される。