日本ハムの「28」は00年以降、期待のドラフト1位選手たちが背負っているケースが多い。桐生第一時代、99年夏の甲子園優勝投手となった左腕の正田樹(00~06年)は、入団3年目の02年にプロ初勝利を挙げるなど9勝11敗、防御率3・45でパ・リーグ新人王に輝いた。

東洋大から08年1位で入団した大野奨太(09~12年)もプロで最初につけた番号が「28」だった。のちに「2」、「27」と背番号を変更し、日本ハム在籍9年間でリーグ優勝3度と16年の日本一に貢献。15年には大谷(現エンゼルス)と最優秀バッテリー賞に輝くなど、チームの中心的捕手として活躍した。

現在着用するのは19年1位の河野竜生(20年~)。鳴門時代に3度甲子園の土を踏み、JFE西日本時代には、社会人NO・1左腕と呼ばれていた。日本ハムの左のエース筆頭候補だ。