ロッテ対ソフトバンクで「15秒ルール」が適用された。

ロッテのフランク・ハーマン投手(36)が7回2死走者なし、9番甲斐のカウント1-2となった後、二塁の牧田審判がタイムを宣告。「投球間隔が15秒以上を超えたため、ペナルティーによりボールを宣告しました」と場内放送をした上で、カウント2-2になった。ハーマンは3球目の後、マウンドの後方に下り、集中するしぐさを見せていた。

パ・リーグのアグリーメント第51条の3項「試合のスピードアップ」で「投手は、塁に走者がいないとき、ボールを受けたあと15秒以内に投球すること。違反の場合、球審は「ボール」を宣告する」と定められている。

ハーマンは次の球を中前打にされたが、次打者を打ち取り、無失点で切り抜けた。

▼15秒ルールを初めて宣告されたのは09年工藤(横浜)だった。11年にはソト(中日)松岡(ヤクルト)らがペナルティーを受けている。

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