楽天の新外国人、ブランドン・ディクソン内野手(29=タイガース)がメモリアルな来日初アーチを描いた。

1軍初昇格し5番DHで先発出場。4回1死、西武高橋の初球カーブを左翼席中段へ運び、先制ソロを放った。来日初出場での初本塁打は15年ウィーラー、16年ペレスに続き球団史上3人目。「うまく反応できたね。完璧だったよ」とあいさつ代わりの1発で、スタンドをわかせた。

19年に米タイガースでチームトップの15本塁打を記録。内外野を守れるユーティリティー性も光る。米国で知り合いから日本野球の良さを聞き「出場機会を求めて来たというのも事実」とハングリーに海を渡った。2軍戦ではロッテ佐々木朗の直球をバックスクリーンへ運んだ。「日本の野球はとてもおもしろい。みんな優しくて通訳も素晴らしい。積極的に話しかけてくれるチームメートもいるので、今のところこの決断は非常に良かったと胸を張って言える」。金色の長髪をなびかせるイケメン助っ人が打線の起爆剤となる。

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▽楽天涌井(8回途中119球2失点の力投も勝敗つかず) 特に何もないです。それだけです。

▽楽天小深田(6回に右翼席へプロ4本塁打目となる1号ソロ) しっかり捉えることができました。まだ序盤ですし、これからもっとチームに貢献できるように頑張ります。