ヤクルト山田哲人内野手が1試合2発で村上に並び、キングタイの7本塁打をマークした。まずは1回2死で中日の左腕松葉から左越えソロ。「先制点を取られてしまったので早く追いつきたいと思った。芯に当たって自分のスイングができました」。1点勝ち越した後の7回にも先頭で藤嶋から左翼席弾を放ち、力強く右腕を掲げてダイヤモンドを回った。

5回にも適時二塁打で3安打3打点。前カードの広島3連戦は四球出塁は多かったものの、安打はゼロだった。同じく沈黙していた村上も3安打1打点と復活を予感させた。高津監督は「やはり3、4番がしっかりかえせたら打線が締まる。(山田)哲人と(村上)ムネは一振りで試合をガラっと変えられる」と中軸の復調に胸をなで下ろした。

この日から新外国人のドミンゴ・サンタナ外野手(28=インディアンス)とホセ・オスナ内野手(28=パイレーツ)も1軍に昇格し、オスナは二塁打で勝ち越し機を演出。山田は「外国人も入ってより一層、層が厚くなった。明日からも勝てるように頑張っていきたい」。これで1分けを挟んで3連勝。今季最多の貯金3とした。【鎌田良美】

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▽ヤクルト川端(20日の広島戦に続いて代打で決勝打) できすぎかなというくらい。いい状態をキープできているので、シーズン最後まで続けていきたい。