首位阪神はドラフト1位佐藤輝明内野手(22)、ドラフト2位伊藤将司投手(24)のルーキーコンビが大活躍し、ともに今季最多の18安打13得点で4連敗を阻止した。

13得点は20年10月31日DeNA戦以来、18安打は20年7月28日ヤクルト戦以来。大勝で貯金を再び2ケタに乗せた。

1回裏にいきなり打者11人7安打の猛攻で6得点。3番ジェフリー・マルテ内野手(29)の先制打、6番佐藤輝の右前2点打、8番木浪聖也内野手(26)の右越え3点二塁打で流れに乗った。

2回には佐藤輝が中堅フェンス直撃の2点打。中盤以降も加点を続けた。佐藤輝は3安打4打点でプロ初の猛打賞を記録した。

投げては先発の伊藤将が1失点でプロ初完投勝利となる2勝目をマーク。投打がかみ合い、勢いを取り戻した。