阪神藤浪晋太郎投手(27)が24日、出場選手登録を抹消された。

前日23日のDeNA戦では制球に苦しみ、3者連続四球を2度与えるなど、4回0/3を2安打4失点(自責3)、7四死球2暴投で今季初黒星。一夜明けたこの日は2軍の鳴尾浜練習に参加した。

今季はプロ9年目で初めて開幕投手を任され、ここまで5試合先発で2勝1敗、防御率2・60。一方、27回2/3で24四死球5暴投、5四死球以上が4度と制球が安定しなくなっていた。

矢野監督は1軍DeNA戦の試合後、藤浪の2軍降格について「中継ぎも同じメンバーが3連投だったり、球数をいっぱい投げている。そういうところで晋太郎の状態と両方を合わせて、1回抹消した方がいいんじゃないか、と。チームとしても中継ぎの枠のところも作りたいというところも兼ねて。後ろ向きな抹消ではない」と説明。

2軍調整期間については「そんなにゆっくりさせるつもりはない。ファームの方が練習で試して実戦でもちょっとやれる期間は作れるのかなと思って、そうしました」と続けた。

落ち着いてフォーム修正を進めるための2軍降格とみられる。

▽阪神守屋(今季1軍初昇格。2軍戦に中継ぎで6試合に登板して6回2/3を投げて防御率0・00)「矢野監督の胴上げに貢献できるように精いっぱい腕を振っていきたいと思います」

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