DeNAの連勝が2で止まった。これで本拠地では1勝12敗3分けとなり、今季初勝利した4月4日を最後に、2分けを挟んで8連敗となった。三浦監督は「タラレバになるかもしれないが、あと1本出ていればという展開。(相手先発の金久保に)うまく抑えられた。原因はいろいろあると思うが、こういう結果でホームで勝ちを見せられない。また明日頑張るだけです」と話した。

先発の坂本裕哉投手(23)が、わずか13球で負傷交代した。2回表、先頭村上のライナーが左肩付近に直撃した。1回は3者凡退に抑え、抜群の立ち上がりを見せた直後の出来事だった。三浦監督は「左肩にボールが直撃した。トレーナーに見てもらって治療中です。左肩で利き腕なので大事をとった」と交代の経緯を説明した。

打線は3度得点圏に走者を進めたが、残塁8で今季5度目の完封負け。試合後には、この日から勝敗にかかわらず、試合後に全員がベンチを出て観客にあいさつすることを決めた。三浦監督が発案し、佐野主将と話した上で実施を決めた。三浦監督は「最後までしっかり応援してくれるファンに礼をしよう」と意図を語った。5月の反攻に向けて「そうなるようにやっていくしかない」と前を向いた。【斎藤直樹】

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