ソフトバンクは手痛い逆転サヨナラ負け。試合後の工藤公康監督(57)の一問一答は以下の通り。

-9回に逆転サヨナラ負け

工藤監督 どうしてもね、2点差があって、モイネロもチェンジアップが浮いてしまって、うまくためられて打たれましたけど、その後はランナー出しながら抑えたので。投手なので打たれることはあります。9回に打たれればサヨナラになっちゃう、ビジターでは。そこはしっかりと切り替えて、また明日ということだと思いますんでね。

-岩崎は気負いがあった

工藤監督 多少の気負いはありますよ。1点差という中で、森くんのこともあって9回で。打順の件もあってモイネロに8回行ってもらってというところなのでね。全く緊張するな、気負うなというのは難しいと思います。でもシーズン後半になったら1点差のゲームにも投げないといけない。慣れればという問題ではないかなという風には思いますけどね。ぼくも日本シリーズで抑えやったことがありますけど、開き直るしかないんですよ。あんなところで細かくコントロール気にしてとか、なかなか投げられないのでね。森くんの域まで行くには、それなりに積んでいくしかないんですけど。あそこは打たれたらごめんなさいというくらいで、出したベンチの責任というくらいで行ってくれたら、いい結果につながると思います。

-モイネロ、岩崎の順番は相手の打順などを考慮

工藤監督 はい。順番はあれですけど、モイネロは3連投したので明日は考えないといけない。後は他のピッチャーでね。今日は石川君は7回までナイスピッチングしてくれましたのでね。その前に120何球投げたということもあったので。今日は100球ちょっとでしたけど、よく投げてくれました。彼に申し訳ないですね。行きたい気持ちもあったみたいですけど、ぼくが止めたので。

-先発が2試合続けて7回を投げた

工藤監督 これを次につなげてほしいなと思いますし、1週間いい過ごし方をして、必ずこうやって我慢して投げていれば勝ち星がくると思いますのでね。

-石川の7回降板の判断は

工藤監督 ちょっと球威が落ちてきたりとか、今日は比較的コントロールの部分で、四球がというわけではないですけどね。ちょっと甘く入ってきたりという部分もあったので。7回だろうなとは思っていたんですけどね。

-モイネロの3連投は考えていた

工藤監督 いえ、森くんの件があったので、投手コーチとも話した結果、期間限定というか。残りの6戦までは入ってもらおうと。それが過ぎたら6連戦はなくなるので。そうなったら2連投に戻して。森くんがいない間だけは、僅差のところ、行くべきところは行ってもらわないといけないということは話して、この期間だけの3連投まではやってもらおうと。トレーナーの方にも投手の治療やコンディションの維持、体調管理はしっかりやってくれと話しています。

-甲斐が6番に上がって結果

工藤監督 打撃の調子はいいんでね。後は…はい。きついかもしれないです。あいつが一番きついと思うんですけどね、これを乗り越えていかないと。長いシーズンこういうこともあるのでね。反省してどう生かすか。生かさないと意味がないのでね。また明日は明日でいい風が吹いてくる可能性も高いと思いますのでね。いろんなことがあるんです。落ち込むときもあれば、悔しい思いもするし。楽しい思いもできるし。そういう中で1年間戦っていかないといけないのでね。しっかり切り替えてやってほしいなと思います。

-今宮にも当たりが出てきた

工藤監督 少し。打線はヒットも打っているし、つながってもいる。あと1点2点といってもなかなか難しい。向こうも継投で来るとね。その中でも対処できるように、話しながらやっていきたいと思います。

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