巨人がエースで3連勝を逃した。先発菅野智之投手(31)は2回、ビシエドに左翼席へライナーで運ばれ、中日戦の連続無失点が26回でストップ。1死一、三塁から、新外国人のジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)の適時失策で2失点目を喫した。4回にも高松に右前適時打で追加点を奪われた。5回以降はテンポの良い投球で立て直したが、7回3失点で2敗目を喫した。

打線も中日の先発柳に封じられた。7回にウィーラーの適時二塁打と大城の二ゴロ間に2点を奪うのが精いっぱい。直近2試合で合計36安打21得点だった打線が沈黙した。

今日から5月!先発は今季5戦2勝1完封、リーグトップの防御率1・62を誇る今村信貴投手(27)。チームに勝利をもたらし、再び首位阪神への追撃態勢を整えられるか。

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4月30日中日戦後、原辰徳監督(62)の主な一問一答は以下の通り。

-反撃がもう少し早ければというところか

いや(苦笑)。でも、いいピッチングされましたね。丁寧にね。

-三振が多かった

2番(坂本)3番(丸)…4番(岡本和)? そうね(3人で7三振)。本人たちは対応するでしょう、次回。

-7回は先頭打者として安打で出塁したスモークに代走。もう1打席回ってくる可能性もあったが、1点を取りに行く考え

そうですね、やっぱり動くっていうことがね、大事でしょうね。3点差でしたからね。最善策をとったということですね。

-菅野は尻上がりに良くなっていった

そうですね、でも、まあ、今日は久しぶりに打たれたっていう感じじゃないかな。本人はね。

-東京ドームで無観客

特に意識というのはないですよ。相手と戦うっていう部分での集中というものは、これはもう継続してるっていうことですね。