6日ぶりに試合に臨む日本ハムは谷口雄也外野手(28)樋口龍之介内野手(26)今井順之助内野手(22)五十幡亮汰外野手(22)田宮裕涼捕手(20)を「感染拡大防止特例2021」の代替指名選手として登録した。

◇  ◇  ◇  

◇谷口 今季2度目の昇格。3月30日から1軍で6試合に出場し、10打数1安打、打率1割で4月9日に抹消されていた。イースタン・リーグでは9試合出場で12打数6安打、打率5割、1本塁打2打点。

◇樋口 2年目の今季は初の開幕1軍入りし、ここまで7試合のスタメン出場を含む13試合に出場、28打数5安打、打率1割7分9厘、3打点。4月16日楽天戦(東京ドーム)で左膝付近に死球を受けた影響で、翌17日に抹消されていた。同25日のイースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)で実戦復帰していた。

◇今井 2年ぶりの昇格となる。今季はオープン戦最後のカードとなった3月20日中日戦(バンテリンドーム)で5打数3安打1打点と実力アピールに成功。栗山監督も「こっちが(1軍戦力として)いきたければいける状況を披露した」と評価していた。イースタン・リーグでは19試合出場で43打数9安打、打率2割9厘、2打点。

◇五十幡 ドラフト2位ルーキーがプロ初昇格。100メートルを10秒79で走る「サニブラウンに勝った男」は1軍スタートだった春季キャンプで左太もも裏を痛めて離脱。実戦初出場は3月23日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(浦和)だった。徐々に出場機会を増やして4月までに同リーグでは15試合出場で39打数10安打、打率2割5分6厘、1打点。盗塁は2個マーク。

◇田宮 打てて走れる捕手として期待の3年目が今季初昇格。昨季は1軍で4試合出場で7打席に立って3安打をマーク。プロ初盗塁も決めた。昨秋のみやざきフェニックスリーグ中に右肘を痛め、今春キャンプも2軍スタートだった。故障は打撃に影響はなく、イースタン・リーグでも指名打者や代打として実戦出場を重ねていた。4月13日の同楽天戦(鎌ケ谷)で守備にも復帰。同リーグでは14試合出場で28打数9安打、打率3割2分1厘、6打点。4盗塁はチームトップの数字を残している。